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玉様を観続けて40年!

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最終章 その2 同世代との距離
玉三郎は、現・歌舞伎界の立女形である】 に、異論を唱える人は恐らく、いないでしょう。

その立女形が、過去3年間を例にあげると、(舞踊は除外)

2011年は【阿古屋】のみ(相手は獅童)・2012年は【妹背山婦女庭訓】のみ(相手は4代目松緑)
2013年は【熊谷の相模】【夕霧】【七段目のお軽】

13年は、吉右衛門さん・仁左さん・幸四郎さん達との久々の共演がありました。

お三輪・夕霧・お軽などは、若い頃から好評を得た当り役ですから、素晴らしい舞台でした。

相模は、演舞場時代に孝・玉コンビで観ましたが、藤の方にしても、盛綱の篝火・早瀬等々、この種の
役どころは、いつもイマイチだったと記憶しています。

同じ丸本物でも、阿古屋のように、その美しさ・存在感で圧倒される役は、玉さまの本領発揮

つまり、『スター』なんですね。昔も、今も。

往々にして、大幹部になると、立役でも女形でも 「私が、私が」 そういう、きらいが見え隠れする場合
があります。自信と自惚れは紙一重といいますから。

でも、でも、です!昔【乗合船恵方万才】で、故・辰之助さんが大工?だったかな・・が、
踊り終えて船に戻るとき、芸者の玉さまが、辰之助さんが戻りやすいように・・と、それが、

《さりげなく》本当に 《さりげなく》細かい気遣いの玉さまを見て私は、
玉さまを相手役に選びたがる立役さんの気持ちが充分納得出来ました。

だからこそ、【阿古屋】や【揚巻】が一人舞台であっても、立女形の自信と貫録が私たちを
感動の境地へといざなってくれるんですね。

さて、3年間を例に上げた理由として、一言

「玉三郎ワンマンショー」という云い方は、クレームがつきそうでしょうか

舞踊公演も、勿論歌舞伎の所作事ですし、舞踊のみで一興行打てるのは、玉さまだけですから、
それ自体凄いことだと、今更のように痛感しています。

《敵を知り、己を知れば、百戦危うからず》 と、いう諺がありますが、
「明日だけを見つめて、50年経ちました」 さらっと、仰ったこの一言は、努力に努力を

重ねて来られた、健康管理の賜物です。

25日間の歌舞伎興行を、何カ月も連続出演は、今の玉さまには過酷でしょう。
ムリを承知で出演した為に体調を崩して、途中休演等は、却ってお客様に失礼だと
完璧主義の玉さまなら、思ってらっしゃる事でしょう。

人間国宝 「若手の指導を・・それでお受けする事にしました」 

みい~んな分っちゃいるんです、みよ吉は。

その上で云いたいことは、現状のままだと、歌舞伎で活躍している同世代の、
吉右衛門さん・菊五郎さん・幸四郎さん達、

或いは少し後輩の時蔵さん(昔、玉さま病気休演の代役だった)又、芝雀さんらの連続出演
等を知る昨今、皆さんとの或る意味での距離が出来てしまうような・・・
歌舞伎そのもののフアンからも?


【吉野川】を、吉右衛門さんの大判事で、玉さまの定高で観たい。
何も、昼・夜出なくてもその一役だけでいい。

(吉右衛門さんも、もう70歳ですから今でないと・・と)

松竹は、玉さまでいっぱい儲けましたよ、『玉三郎』看板にその名があるだけで、
一例として、初代水谷八重子さんが亡きあと、危ぶまれた新派が 『玉三郎特別参加』超満員

私が『今の玉さま』に望むことは、一興行に一役でいいから、
100年に一人と云われる立女形としての、いつまでも心に残るお芝居を、観たいのです。


(もう遠征はしないと断言したんじゃなかったっけ) 写真の友人 Nさんの声が聞こえて来たあ



Comment

 秘密にする

その通り!!
一興行に一役でいいから、これぞ歌舞伎の玉三郎が観たいのです!
まるこ | URL | 2014/04/03/Thu 21:50[EDIT]
ですよねえ
昔の話ですが、晩年歌右衛門丈は、一役という舞台が多だありました。
でも、成駒屋とは人気の度合いが違いますが(玉フアンはミーハーですから)

松竹は、いつまでも、玉さまを客寄せパンダにするなv-293
みよ吉 | URL | 2014/04/04/Fri 15:17[EDIT]
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