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玉様を観続けて40年!

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人生いろいろ 役者もいろいろ
人生を常識的に分けてみると

0歳~20歳を 『人間形成期』  21歳~30歳は 『青年期』  31歳~50歳を 『壮年期』
51歳~65歳 『円熟期』  65歳~終焉 『老年期』


個人差があり、はっきり区別できる事ではないけど、あくまでも平均的一般論としてです。


歌舞伎役者はどうでしょう

6歳~25歳 『修業時代』  26歳~30歳 『修業&模倣時代』  31歳~50歳 『芸の形成&創造』
51歳~65歳 『円熟期』  66歳~以後 『老年期』


勿論、若くしてパッと花開き、その後は消えていく優もあり、40代半ばから光る大器晩成型もあり
ですから、以上は極く普通に考えての分割です。

私が歌舞伎見始めたのが私自身は人間形成期。まだまだ幼稚でした。 

その当時の第一線級が、左団次・海老蔵・梅幸・松緑・歌右・幸四・
勘三・鴈治・仁左・蓑助等々


それぞれが、40代半ばから50代後半へと、即ち、芸の形成&創造から、円熟期に入りつつある
と云う、かの役者たちの最盛期でした。

私の観賞眼は幼稚でしたが、す~っとその世界に入っていけたのは、上記の通り素晴らしい舞台の
連続だったからでしょう。

やがて、その名優たちが老年期に入り、世代交替期の足音が聞こえて来たのが、
86年2月の歌舞伎座 【仮名手本忠臣蔵】通し

30代の玉三郎さん以外は、襲名1年目の団十郎さんや、孝夫さん等、みんな40代前半の
油の乗りきった『芸の形成&創造』


以後、21世紀に入り 『円熟期』らしい素晴らしい舞台の数々を見せてくれました。

役者に年齢はないと云いますが、私はあると思ってます。

昭和28年8月、演舞場での 【曽根崎心中】初演を観た私には、82歳で今尚、お初を演じてる
藤十郎さんには叱られそう 「ただただ恐れ入りました」 つまりは、個人差はあります。・・が、

然し、人間も、役者も、30代後半から50代後半までの、壮年期・円熟期が、一番輝いてる時代でしょう。

私の歌舞伎観賞50年間は、11代目団十郎・梅幸・松緑丈たちの最盛期舞台を堪能出来た前半。

12代目団十郎・玉三郎・仁左衛門・勘三郎・菊五郎・吉右衛門さん達の最盛期を熱中出来た後半。


こうして回顧してみると、観客としての半世紀は本当に充実した日々の連続だった事を痛感。

特に、100年に一人と云われる 【玉三郎さん】 30代後半~50代後半の 美の極致から芸の円熟期まで、
いま尚、忘れ得ない数々の舞台を目に焼き付けたまま、幸せいっぱいの歳月に感謝、感謝


孝夫・玉三郎から仁左衛門・玉三郎へ この、50年いや100年に一組あるやなしやの名コンビを
いっぱい いっぱい観られたことの幸せを、付記して今夜は締めましょう

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