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玉様を観続けて40年!

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玉さまの 【絶間姫】その1
「勿体ない鳴神様、お許しなされて下さりませ 

両手をついて詫びる姫の凛然たる態度、その真情がこもり、これこそ絶間の真の姿たるや
注連縄をぐっと睨んでの腕組みの形、両手で後帯を掴んでの見得、

大・小鼓入りの合方に乗り、蔓にすがり下手岩に上って懐剣で注連縄を切る 『女武道のさま』

さすが当代一の立女形 玉三郎の真骨頂

仕方ばなしの面白さ

花見の件りで扇子を使い 「寒うなったり、暑うなったり・・・ 」
川渡りの件りでは、袂を使って 「川があったと思やしゃんせいなあ・・・」

物語が高揚するにつれて立ち上がり 「裾をぐぐっと」 鳴神の方へ向かって裾を
高々とまくり上げるしぐさ  「どんぶり、どんぶり・・

【鳴神】の演出が優れているので、面白さが増す場面ではあるけど、
ただただ話術だけの (仕方ばなし)なら、聊か長物語的な感なきしもあらずですが、

そこは玉さま、その艶っぽさ、切れ味の良さ、面白さは天下一品
(わしゃ、もっと聞きたいわいのう) みよ吉のカゲの声

とうとう壇上から落ちた鳴神上人

偽胸痛、偽腹痛で、次第に上人を破戒へと導くプロセス

「ソレ よいか、よいか!」上人の手を袂で抑え、下から見上げる絶間のポーズ

エロチックな件りも卑猥にならず、さりとて美化されているでもなし、
ひとえに玉さまの艶美な中にも気品と、朝廷よりの使命による強い意志が秘められていて
その心理描写が、絶品の絶間姫といわれる所以でしょう。

酒盛りになり

「飲ましゃんせぬか!」 「もう何をウジウジしやしゃんすか 」 
「飲ましゃんせ 」  「わしが云うこと聞かしゃんせぬか 」

今日は、ここまでにします。
次回は、1972年初見当時から、何度となく観てきた【鳴神】の あれこれを
書いてみようと思います。

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