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玉様を観続けて40年!

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玉さま決算書その10
30代の玉さま 初見した舞踊もの

【蝶の道行】の 小槇  (義太夫)   【お夏狂乱】の お夏 (常磐津連中)

【二人椀久】の 松山太夫  (長唄囃子連中)  【六歌仙容彩】の  お梶・小野小町


以上です。

【蝶の道行】は、当時は、2~3ヶ月毎が当たり前感覚の孝・玉コンビが、前年の【四谷怪談】以来
だから9ケ月振り。私はその【四谷怪談】は観てないので、待ち焦がれて何と1年振り

助国との相思相愛の仲を阻まれ、死によって結ばれるという・・・春、初夏、秋と、季節の
移ろいにつれ、悲劇の中に種々の花に囲まれ、二人は蝶と化す 詩情豊か・・・でも、地獄絵になる
狂いは凄いというか・・・ 

【蝶の・・】再演はなかったので、観たのはこの時一回きりです。

【お夏狂乱】も、再演なし、DVD化されてますが、やっぱり、ナマの舞台をもう一度観たかったです。
酔っ払いの馬子は、二代目松緑丈、(DVDは段四郎ですね) 松緑丈は踊りの名手ですが、
ここでは、踊るというより、生酔いの滑稽味が何とも上手で、印象に残ってます。

30代の玉さま、か細くて、壊れそうで、哀れ、特に、松緑丈の馬子が去って、秋深い夕暮れにたった一人
うつろな立ち姿が、何とも言えない美しさ 本当にもう一度観たかった

【お夏清十郎】と云えば、お芝居 孝・玉コンビで上演してるんです。 
玉さま23歳のお正月、名古屋中日劇場。お正月に名古屋で歌舞伎公演は20数年振りだったとか。

しかも、勘弥丈上乗せで、孝・玉コンビ。当時私は東京在住だったので、わざわざ遠征しなくても、
東京か大阪でと、所が結局、この名古屋公演のみ。 孝・玉 悲劇の【お夏清十郎】は見逃し

これは実話の悲劇なので姫路に、お夏清十郎のお墓があります。お夏は姫路、但馬屋の一人娘

♪♪清十郎殺さば お夏も殺せ~ 生きて思いをさしょよりも  なまじ情けが仇と~な~る 

1番は ♪♪可愛いお夏を小舟に乗せて~花の清十郎に 漕がせた~や 春の夜明けの~~ 
う~ん 忘れたあ 
2番は ♪♪向こうを通るは清十郎じゃあないか~笠がよう似た 菅笠か~  あと、忘れたあ

若き日の孝・玉コンビを想像して下さい。 40年余も昔の話かあ

【二人椀久】 これはもう、孝・玉コンビ・仁左・玉コンビで5回、一昨年の海老蔵さんと1回、計6回。
もう大好きな舞踊で、もっともっと観たかった(仁左さんと) もう過去形ですね。

82年の9月大阪新歌舞伎座で、藤間紫・橋蔵コンビが、私の【二人椀久】初見でした。
ふたり共、舞踊の名手だったので、凄く良かったのを、今でも覚えてます。
(因みに、この舞踊公演で、玉さまは【海女】と【お祭り】の芸者を踊りました)

孝・玉コンビの初見では、孝夫さんは硬くて全然良くないと云うか、舞踊の名手、橋蔵さんと
比較してしまうので、
玉さまばっかり観て、その美しさに酔っていた私でした。

【六歌仙容彩】 89年の初見では、喜撰・黒主・業平・文屋・遍照 すべて勘三郎さん(当時勘九郎)
が踊りました。彼は、踊りが上手いから、堪能させてくれました。

玉さまの小野小町の美しさ、天国で小町さんが喜んでますよ、きっと。
だって、この人が小町??そんな女形さんもいるから・・シツレイシマシタ

20代は、9割が初役、私にとっても初見、それに比べて、30代は再演が多い、例えば

桜姫・墨染・お三輪・絶間姫・八重垣姫・三世相・三千歳・美代吉・小万・お染の七役
娘道成寺・鷺娘・藤娘・かさね 等々、

もう一度観たいと思った舞台を、いっぱい魅せてくれた10年間でした。

それに、滝の白糸・婦系図・鹿鳴館・蒼き狼・無法松の一生・黒蜥蜴 等、
歌舞伎以外の舞台も多かった。

玉さまの20代は、私、東京在住でしたが、80年代は関西在住、仕事もあり、遠征するなら 
『歌舞伎の玉さま』 と、決めてたので、滝の白糸他は観てないんです。

ただ一つ歌舞伎で 【四谷怪談】は、迷って迷って、迷い抜いて、結局遠征取りやめ
もう一つ、玉さま26歳のとき、【恐怖時代】 これは何の迷いもなく、観ませんでした。

私が歌舞伎初心者の頃、武智歌舞伎で、鶴之助(後の富十郎)のお銀の方、
扇雀(現・藤十郎)の伊織之助、延若の殿さま、南座で観て 

人殺しが趣味の殿さま、恋人同士のお銀の方と伊織之助 なのに、み~んな殺しちゃって
殺しのたびに、舞台一面血糊が・・・・・半世紀以上も昔に観たのに、ぞ~っとする印象が

30年弱後、玉さまのお銀の方、菊五郎さんの伊織之助、孝夫さんの殿さま
なんで、こんなもん、やるんだよ  そのずっと後かな?玉さま仰ってました。
 「理由のない殺しはいやです」とか何とか。 だよねえ  多分、恐怖時代のことだろうと。



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