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玉様を観続けて40年!

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玉さま決算書 その11
1991年~2000年 41歳~50歳までの 時代物  義太夫狂言

【伽羅先代萩】の 政岡      【忠臣蔵九段目】の お石    【新薄雪物語】の 梅の方

【加賀見山旧錦絵】の 尾上   【壇浦兜軍記】の 阿古屋   【忠臣蔵大序・四段目】の 顔世御前

【国性爺合戦】の 錦祥女    【妹背山婦女庭訓】の 雛鳥   【本朝廿四孝】の 濡衣

【加賀見山再岩藤】の 二代目・尾上                             以上。

さすがに、40代になると、義太夫狂言が多くなりました。 但し、これは、あくまでも私の初見です。
玉さまは阿古屋・尾上・顔世・濡衣・等は再演です。

それにしても 【妹背山・吉野川】の 雛鳥が初役なんて、嘘のような本当の話。

当然、人気抜群の玉さま、20代に演じる役なのに、理由は、歌右衛門丈が定高を独占していたため
雛鳥は養子の松江(現・魁春)か、甥の芝翫さんなど、自分の身内ばかりだったから。

逆に、、尾上が21歳で初演だったのには驚き 当時、松島屋3兄弟の南座で公演、でも
それだけじゃ集客力が・・・玉さまを参加させて『関西若手歌舞伎』と銘打って

何で、玉さまが 『関西若手・・』 なんだよ~ 儲け主義の松竹のやりそうなことか、

さて40代のミニ感想 【阿古屋】の初演は97年国立劇場(通し)。だから、再演で、
松竹座公演が私の初見です。

20代の玉さまから観てる私には、あの嫋嫋とした今にも壊れそうな、それが他の女形にない
独特の魅力で、そのイメージが強かったのです。

そんな玉さまが  あの花道の出の華麗さと云うか、艶やかさと云うか、圧倒されました。
「歩め」と云われて七三で決まるところ  今までの嫋嫋としたイメージが吹っ飛んで
びっくりしたなあ もう  


現在のフアンなら、それが 『玉三郎』でしょうけど、20代から観てるオールドフアンにとっては
堂々とした【阿古屋】には 本当に   本舞台で三段にすわる所も、いっぱいに広がる孔雀の帯
すご~い  びっくり びっくり の連続でした。 衣装に負けない風格

勿論、三曲も素晴らしく、翌年9月、大阪梅田のシアター・ドラマシテイで【三曲糸の調べ】を見せて
くれました。幕開きが【深川八景】 芸者の粋 中幕が【三曲・・】 締めが【藤娘】 

【加賀見山・・】は、 私の大好きなトリオ 玉さまの尾上・孝夫さんの岩藤・勘九郎さんのお初
 

私が好きなだけでなく、当代最高の配役だと断言出来たと思います。

岩藤の大きさ、憎々しさ 尾上の控えめで優雅、美しさ お初の、溌剌とした主人思いの健気さ

息の合った三人三様の舞台は、今も忘れられません。
仁左・玉・勘 を、観る度に 『役者が揃ってこその歌舞伎』 だと 痛感しました。 
 

(そのず~っと後、観た 菊五郎さんの岩藤・玉さまの尾上・菊之助さんのお初も、とても良かったです)
でも、でも、やっぱり、息の合った バランスのとれた、仁左・玉・勘 トリオが最高 

この時の大切が【神田祭】

お初に仇討ちされた憎々しい岩藤と、耐えに耐え、自害した尾上、そんなお二人が

孝夫さんの鳶頭が、若い衆とをあしらって、と・・・花道から、玉さまの芸者が登場 きゃあ~
もうサイコーの清涼剤だったなあ・・・と、今思い出しても 


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