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玉様を観続けて40年!

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総決算 【藤娘・鷺娘】 その4
しんしんと降りそそぐ銀世界に、ポツンと佇む白無垢、綿帽子の花嫁姿、【鷺娘】は 
歌舞伎座でなきゃ・・『娘道成寺』 程の、そこまで、こだわりはなかったです。


でも、旧演舞場、浅草公会堂、大阪新歌舞伎座、を経て、やっと86年3月歌舞伎座で観賞した時
違うんですね、狭い広いじゃなくて、例えば大阪新歌舞伎座は東京と同じ広さですから。

東京の歌舞伎座とは、どこがどう違うとは、はっきり言葉ではできませんが。
そんな思いで歌舞伎座初の【鷺娘】を観たとき、感動しました。

そして早々に翌年6月 二度目の歌舞伎座 あの不気味な『生きている小平次』と、『鷺娘』
夜の最終が『名月八幡祭』の 美代吉 

 に おどおどしていた おちか、 哀しくも美しい鷺の精、粋な深川芸者・美代吉。
異なる三様の玉さまが観られて、満足、満足の歌舞伎座でした。
最初の日は昼夜通しで、翌日は『鷺娘』だけ観て帰阪したのを憶えてます。

91年の12月は 『刺青奇偶』の、お仲のあとに 鷺娘  昼の部の玉さまは何だったか??
今すぐは思い出せませんが・・夜、お仲でさんざん  の後 最終幕、地獄の責めで
羽ばたきも弱り息も絶え絶えになり死んで行く 鷺の精が、とっても切なかった・・・

93年は、夜の部が三代目猿之助さんの 『御贔屓繋馬』 南紀のおもだかフアンの友人と
観賞。鷺娘が昼の部だったので、翌日もう一度。所が、友人はもう一度夜も観たいと。

私 「もう帰る」 友人 「玉三郎も出てるのに(三日月おせん)」 「出ていても、猿之助ばかり観てる
ようで 鷺娘が切りの方が余韻があっていいから帰る」

すったもんだで、もめたあの日が甦ってきました。
(結局私が勝ち。第一チケット完売、が、私には幸いでした 
当時は、猿之助一人・玉三郎一人でもチケ完売なのに 二人揃えばチケなくて当たり前)

99年10月 昼の部が 『妹背山・吉野川の場』の 雛鳥 夜が 『鷺娘』

当時、英会話教室に通っていた私、R子先生とは、玉さまの舞台はいつも観てましたが、
R子先生は人気があって、いくつもの教室で多忙だったため、東京まで同行できなかったのですが
万難を押して、一泊OKやりくりで、この時初めてご一緒しました。

帰途ので、英会話教室の話をしかける私に、R子先生は
「今はまだ現実に戻さないでね」 「あっ そうか 雛鳥と鷺娘の世界のままだね」


2000年の1月(吉野山と阿古屋) 3月の日生劇場(海神別荘)のチケット申込済だったので
又、一緒に上京しましょうと約束して・・・

所が、R子先生のご主人が東京転勤で 一緒じゃなくて、その後
玉さま観に行く度に、R子先生の 湘南の茅ヶ崎が私のお宿になりました

鷺娘から少し脱線しますが、
2000年1月18日 昼が静御前と、お縫(松浦の太鼓) 夜が阿古屋 もう満足で夜更けまでお喋り
明けて早々、R子先生が 「ベランダを開けてごらん」 

ええっ この寒いのにと内心思いながら ベランダ側のカーテン開けたら 
すぐそこに 雪を頂いた の雄姿 思わず 「おはようございます

なんとまあ、茅ヶ崎から見る 富士山の素晴らしいこと 私が東京在住は高円寺で、
中央線の高円寺駅のホーム(高架)から、お正月だけ富士山が見えたけど、やや横向きでした。

R子先生の茅ヶ崎の の何と 素晴らしいことよ
あの日は本当に 静御前日和 阿古屋日和 でした。 それにしても、晴天の日は
毎朝、富士山に 「おはようございます」 って挨拶出来るなんて

相当長い脱線話になってしまいました。 

06年4月に続く 5月 18代目勘三郎襲名興行 での夜の中幕 『鷺娘』

初日開いて5日目でしたか、舞台脇で見ていた勘三郎さんが 『鷺娘』があまりにも、素晴らしくて、
鷺が息絶えたところで、思わず幕をあげて・・・と云ったとか?

長唄囃子連中にお辞儀をしていた玉さまが (さぞ、びっくりされたでしょうに)
すぐ、客席に向かって深か深かと頭を下げられたとか  (~~その時、義経少しも騒がず~~)

又、千秋楽では、最終の『砥辰・・』 の半ば、鷺娘の町娘姿の玉さまが舞台に引っ張り出されたり
大詰、倒れた砥辰を玉さまの白鷺が介抱して・・

これらはみな、勘三郎さんのアイデアだったのでしょうね。私は残念ながらいずれも違う日に
観劇したので、後日、TVの映像で観ることは出来ましたが・・・

Mちゃんは、いつもの通り 楽も客席にいたけど、『鷺娘』を観たあと、サッサと帰ったそうで

「まさか、あんな風に玉さまが出るとは 悔しい~ 」 って。

せめてもの私は、別の日で良かった  そんなこんな 大騒ぎした 『鷺娘』でした。 



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